当社は1988年、オフィスに関する調査・研究と、オフィスづくりを考える情報発信媒体の企画・編集をめざして、株式会社ニューオフィスエイジ（旧社名）として設立されました。設立以来、情報発信媒体として雑誌「OFFICE AGE」を発行するとともに、コミュニケーションのプロとしての業務拡充にも力を入れ、コーポレイト・コミュニケーションの専門家集団として、編集関連は勿論のこと、講演会やフォーラムの企画・運営、展示企画などにも活動範囲を広げてまいりました。

　これらの実践の中から、私たちは1990年に「コーポレイト・デザイン」を提唱し始めました。コーポレイト・デザインとは、地球規模での社会貢献を目指す企業活動を支える概念で、経営戦略や組織改革を中心とするマーケティング、コミュニケーション、ファシリティの戦略的なデザインを示します。

　コーポレイト・デザインの対象は、経営資産としてのオフィスを含めたファシリティやコーポレイトコミュニケーションの媒体 、製品、そして組織のエネルギーや活動の源泉となる都市や地域生活、および文化です。1996年には、1987年の創刊以来30号を迎えた雑誌「OFFICE AGE」を「CORPORATE DESIGN」と改題し、コーポレイト・デザインの論考や実践事例を紹介してきました。

　そして2000年1月1日社名をコーポレイトデザイン研究所に商号変更し、コーポレイト・コミュニケーション、セールスプロモーション、製品開発サポートの3分野で「コーポレイト・デザイン」活動のさらなる徹底化に邁進しています。